5月28日に開会した2004年度横浜市会第2回定例会が6月17日に閉会しました。6月9日の本会議で、民主党横浜市会議員団を代表して初めて一般質問に立ちました。本会議上では、31分という限られた時間の中での質問でしたが、「環境」「人づくり」「まちづくり」をキーワードに、横浜市が取り組んでいる政策について市長および教育長に質問しました。

6月9日の本会議で、初の一般質問に立つ森ひろゆき。

【質問項目】

1.G30の推進について

 (1)ごみの発生抑制について、市長の基本的な考え方を伺いたい。

 (2)モデル地区でのアンケート調査について、どのように評価しているのか。

 (3)モデル地区における成果やアンケート調査の結果を踏まえて、先行6区及び全市での実施に向
   け、どのように取り組んでいくのか。

2.ヨコハマを担う人づくり

 (1)青少年の育成

  @今日の青少年のおかれている状況について、市長の認識を伺いたい。

  A青少年の育成にあたり、大人社会が果たすべき役割について市長の見解を伺いたい。

  B今後、青少年施策をどのように進めていくのか市長の考えを伺いたい。

 (2)子育て支援

  @保育所入所申し込み数の増加の社会的背景をどのように認識しているのか。

  A保育所整備促進に関して全庁的な取り組みが必要だと思うが、現在どのような協力体制が取ら
   れているのか。

  B今後2ヵ年の待機児童解消に向けた施策の中で、保育所整備以外に取り組むべき施策をどの
   ように考えているのか。

  C保育の質の向上を図るために現在どのような取り組みを行っているのか、また今後の課題は何
   なのか。

 (3)社会的ひきこもりの自立支援

  @社会的ひきこもりへの関心が高まっているが、「ひきこもり」について市長はどう考えているの
   か。

  A社会的ひきこもりの自立支援をどう進めていくのか。

 (4)国際理解教育の推進

  @本市の国際理解教育のねらいは何か。

  A小中学校における国際理解教育の現状はどうか。

  B国際都市横浜においては、先進都市ばかりでなく、開発途上国を含めた各国の生活、文化など
   について、子どもたちに広く学習させる必要があると考えるが、どう考えているのか。

  CNGOなどの民間組織を活用していくことも必要と考えるが、どう考えているのか。

 (5)市立高校の再編

  @市立高校再編整備計画の進捗状況について、伺いたい。

  A今後、市立高校再編整備の後期計画は、どのような視点で策定していくのか、スケジュールも含
   めて、教育長に伺いたい。

  B戸塚高校定時制について、どのように考えているのか。

3.ヨコハマの国際協力

 (1)横浜市はシティネットと連携してどのような国際協力を実施しているのか。

 (2)今後とも、横浜市は、会長都市としてシティネットの充実、強化を図り、アジア諸都市の発展のた
   めに貢献すべきと考えるがどうか。

 (3)横浜市としては、市内の国際機関等と連携を取り国際協力を進めていく必要があると考えるが
   どうか。

4.市民・地域参加型のまちづくり

 (1)(仮称)地域まちづくり推進条例

  @平成16年度に、身近な地域のまちづくりを市民との協働により進めていくためのしくみとして、
  「(仮称)地域まちづくり推進条例」の制定を目指しているが、制度制定に向けた、現在の取り組み
   状況を伺いたい。

  A制度に盛り込むべき基本的内容について、現時点での考え方を伺いたい。

 (2)観光振興施策の展開

  @横浜の魅力を向上するため、港や都心部だけではなく、市内郊外部を含めた新たな魅力創出
   について、どのような取り組みを行っていくのか。

  A横浜に来てもらう観光客を増加させるには、何度も横浜を訪れてもらう、いわば、リピーターの
   獲得が重要であると思うが、どのように取り組んでいくのか。

  B観光振興施策の展開にあたっては、行政だけでなく、民間・市民などが一体となり推進すべきと
   思うが、どのように考えているのか。

 (3)文化・芸術都市の創造

  @文化芸術をまちづくりに活かすために、どのようなことを行っていくのか。

  A横浜の街の活性化のために、都心部における歴史的建造物などの資源を文化芸術でどのよう
   に活用していくのか。

  B芸術の普及教育をどのように進めていくのか。

5.市内の景気回復

 (1)建設業界に対して積極的に支援を行うこととした市長の考え方をあらためて伺いたい。
   併せて、今後の支援の進め方について伺いたい。

 (2)横浜市独自の就業対策の必要性について、どのように考えているのか。

6.民間度チェックの促進について

 (1)市長は、民間度チェックの取り組み状況をどう認識しているのか、また課題は何か。

 (2)民間度チェックは、平成16年度どのように取り組んでいくのか。

 (3)民間度チェックの効果を高めるため、庁内だけでなく、外部委員による評価を導入すべきと思う
   がどうか。

7.三位一体改革について

 (1)3兆円規模の税源移譲の方針が明示されたことについて、市長はどう評価しているのか。

 (2)国庫補助負担金の廃止・縮減に関しては、地方から具体的な事業を優先順位をつけて示すこと
   も必要と思うがどうか。

次代を担う「人づくり」

 一般質問の中でも触れましたが、私がいまいちばん訴えたいことは、ヨコハマを担う、さらには明日の日本を担う「人づくり」についてです。

 日本は高齢社会を迎え、一方で少子化がいっそう進んでいます。年金制度の抜本的改革が大きな課題となっている中で、年金をはじめとする社会保障制度を支え、次代を担うのは、子ども・若者世代であることは明らかです。

 しかしながら、少子化に歯止めがかからず、不登校の児童生徒、若者のひきこもりはいまや「社会現象化」し、若者は厳しい就職難に直面して失業やフリーターも激増しています。また近年、ニート(NEET)と呼ばれる「仕事に就かず、学校にも通っていない」無業の若者も急増しており、先進国では若者の失業問題と並んで重要な政策課題になっています。

 そのような中で、これまでの教育、雇用、家族、価値観、発想自体を根本的に見直さなければならない時ではないかと思います。それは私たちの社会のあり方とともに、政治のあり方を変えていくことでもあります。

 中高年・高齢者世代の経験や知恵を若い世代に伝え、若者の行動力を応援する「駅伝型地域社会」の創造に向けて、中高年・高齢者世代が豊かさと生きがいを持ち、若い世代が実社会・将来に絶望せず、夢や希望を持つことのできる、場当たり的ではない建設的でアクティブな社会をともに創っていきましょう。そのために私は、地域、議会の場で活動し続けます。

 今後とも、みなさんのさまざまなご意見・アイディアをお寄せください。