モデル地区での試行を経て、いよいよ本年4月から、都筑区を含む市内全域で10分別15品目に取り組むことになります。拡大分別収集のスタート直前ということもあり、第4回フォーラムには、事務所近隣にお住まいの方をはじめ多くの方々にご参加をいただきました。

 

熱心に説明を聞く参加者のみなさん。

質問に答える森ひろゆき。

 

 フォーラムの冒頭、年々増え続けている横浜市のごみ排出量と最終処分場の現状について説明があり、これまでのようなごみ焼却至上主義では、温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量は年々増加して地球温暖化が進み、環境に対する負荷も大きく、また最終処分場の延命化を図るためにも、リデュース(利用削減)、リユース(再使用)、リサイクル(再資源化)といった、いわゆる「3R」を推進して、ごみ減量とリサイクルを進め次世代により良い環境を残していこうという「横浜G30プラン」の趣旨の説明がありました。その後、資源とごみの分け方と出し方について、実演をまじえて分かりやすく丁寧な説明をしていただきました。

参加者のみなさんからは以下のような意見・要望がありました。

パンフレットを読んだだけでは理解しづらかったが、実際に説明を聞いて理解できた。

公園の清掃活動をしているが、不法投棄が多く、分別作業まで手間をかけられない。

4月以降、外部から自動車を使用して集積場所に投棄する者が増えるのではという不安がある。

マンション等に住む若い世代(一人世帯)は、拡大分別収集前の現在もルールを守らず非協力的。
 理解と協力を得るために周知方法の検討が必要ではないか。

仕事で深夜帰宅の若い世代も多く、ライフスタイルも変化している。

全戸配布のパンフレットも捨てられているのを見かける。無関心層に対しての周知と協力をいかに
 求めていくかが今後の課題。

ごみ削減と同時に、リサイクル率向上へ

 4月から始まる全市拡大分別収集に向けて、横浜市環境事業局のみなさんが各地区で開催されている住民説明会に赴き、資源とごみの分け方・出し方について熱心に説明をされています。そうした状況の中、「第4回 森そばフォーラム」でも、拡大分別収集をテーマとして取り上げさせていただきました。参加者のみなさんからも本当に正確に分別できるのかという不安を抱えつつも、4月から始まる拡大分別収集に真剣に取り組もうとされている姿勢を感じました。

 今後の拡大分別収集の取り組みを通して、これまで「ごみ」として排出していたものが分別することにより、「資源」となることを実感されると思います。その結果、横浜G30の目標が達成されれば、最終処分場へ行くごみを以前よりも抑えこむことができるでしょう。さらには、最終処分場がなくても済むことが、リサイクル社会の理想だと思います。

 行政としても、市民に対して拡大分別収集への協力を求める以上、ごみ排出量の削減データだけでなく、どのようにリサイクル処理をされているのかを、さまざまなかたちで積極的に広報活動を実施していくことが必要でしょう。ただ単にごみ削減に一喜一憂するのではなく、同時にリサイクル率を高めていくことが重要ですし、生産、流通、消費の各段階でさまざまな方法を組み合わせて取り組み、廃棄物ゼロのしくみを創っていくことが必要です。

 私自身、今後も自宅から出る資源とごみは可能な限り正確に分別しようと考えています。私たちの緑豊かな都筑の街、さらには地球を「ごみ」で埋め尽くさないために、横浜・都筑から一緒にG30を推進していきましょう。