格差拡大はひとごと?

「希望格差社会」、「下流社会」の進展の先に未来はあるのか

 みなさんお元気ですか。2004年度決算特別委員会開会中は、参議院補欠選挙対応や質問の準備に追われ、忙しい日々を送っていました。決算第二委員会の局別審査では、「交通局」と「資源循環局」を担当し、当該局長に質問し意見を述べました。

 振り返ってみると、今年の下半期は東京都議会議員選挙の応援にはじまり、「9.11」総選挙を経て、10月の参議院補欠選挙まで、まさに「選挙一色」でした。

 今回の総選挙は歴史に残る転換点となるかもしれません。高齢化の進展と人口減少の到来、終身雇用の解体と平等神話の崩壊、国と地方の借金増大など、未曾有の事態に直面している私たち。

 総選挙後、強圧的な米国政府の基地再編要求と自民党改憲案、BSE感染の疑いのある米国産牛肉輸入再開容認など、あまりにも出来すぎたシナリオに、やっぱりなとの思いがします。

 政局ゲームである「小泉劇場」を観客が楽しみ、結果として自民党は総選挙で大勝。その一方で、確実に進行している格差拡大は「ひとごと」なのでしょうか。いまはまだ、格差拡大が切実に感じられていないため、それは「ひとごと」に過ぎないのかもしれません。

 しかし近い将来、日本社会に大きな負のインパクトを与えるとすれば、私たちにとってまったく無縁ではないはずです。「希望格差」が拡大して社会不安が増し、若い世代を中心に階層格差が固定していく社会を果たして世代を超えて多くの人々が望んでいるのか。

 その格差拡大がいまの小泉政権の「改革」によってもたらされているとすれば、これからの社会を生きていく若い世代のひとりとして、異議を唱えていかざるを得ません。

 少子高齢化が急激に進展し、さまざまな問題に直面している状況のなかで、本当の問題がどこにあるのかを考え、みなさんとともに議論し、「都筑」から現状打破のメッセージを発信していきます。

 今後ともみなさんの「声」をお寄せください。