都筑の子どもたちが「ホンモノ」

“墨絵”を体験!

 都筑の子どもたちが「ホンモノ」の“墨絵”を体験。私の師である墨絵師が先生となり、私もアシスタントとして参加しました。

 師曰く、「墨絵に限らず、小さい頃から何事もホンモノに触れることが大切。ホンモノを知っていれば大人になってもニセモノを見抜ける」。私も全く同感です。

 大人の発想を超え、子どもたちの感性はとても豊かですね。墨絵を描く楽しさから弟子入り志願する子どもたちもいました。

墨絵の描き方の説明を受ける子どもたち。3色の墨を使って墨絵を描く。

子どもたちが自由に表現した墨絵たち。どれも個性豊かですばらしい。

 「ライフスタイルの変化にともない、日本人の生活から墨が消えていった。子どもたちだけでなく、大人にとっても、いまや“墨絵”は古くて新しい絵画。墨絵に限らず、小さい頃からぜひホンモノに触れてほしい」。

 「横浜市が真の『文化芸術創造都市』をめざすのであれば、画学生のための文化芸術ではなく、次代を担うヨコハマの子どもたちのための文化芸術であるべき」。

 海外経験が豊富であり、日本や世界の子どもたちに“墨絵”を広めている師の鋭い指摘に私はうなづくばかり。普段は観察眼が鋭く、人を射るような師の眼光ですが、この時の子どもたちを見る眼はやさしかった。今後も、学校・地域と協働して継続的に“墨絵”を通じた文化芸術体験の機会づくりに取り組んでいきたい。