タウンニュース(都筑区版) 2006/9/21

〈寄稿〉 子どもの安全 取り組みは急務

 

横浜市会議員 森 裕之

 

 

安全な地域をつくる 「通学路安全確認マップ」

 都筑区内22校の小学校通学路区域で、犯罪・事故の危険性が高いと思われる場所をまとめた「通学路安全確認マップ」が、予想以上の反響を呼んでいます。

 見通しの悪い場所、死角の多い公園・・・。子どもたちの安全への取り組みは急務です。9月20日に開催された第3回市会定例会本会議では一般質問に立ち、@少子化対策における医療環境の充実・A子どもの安全(通学路の安全対策、安全教育の推進)・B青少年の雇用対策、キャリア形成支援など「子ども・若者の安全」について質問しました。

 安全の環境を整えるのは大人の役目ですが、同時に子どもたち自身の危機回避能力を向上させる「安全教育」の必要性も感じています。安全に関する指導は各学校の取り組みに任されているのが現状。「安全教育」を教育課程のなかで明確に位置づけ、推進することが必要ではないでしょうか。

 安全に関する有効な教育手法のひとつとして、専門家からも高く評価されているのが、子どもたち自身による「地域安全マップ」づくりです。防犯意識の向上のみならず、「コミュニケーション学習」 「地域学習」 「体験学習」の効果も期待でき、かつ地域への愛着を育むことにもつながります。私自身、「通学路安全確認マップ」作成プロジェクトでは200箇所以上の “危険箇所” を実際に歩くことで、防犯意識が自然と高まっていくのを実感することができました。

 

安全は地域のコミュニティから

 「通学路安全確認マップ」作成プロジェクトの目的は、安全への意識を持つ市民を一人でも増やし、やがて地域全体で取り組む動きをつくることです。犯罪に強い街を創ることは、地域コミュニティを再生することにほかなりません。

 都筑区が安全の「モデル地域」になるよう、今後も危険箇所などの改善に向けて各方面へ働きかけていきます。

「森そばの声」へ戻る