タウンニュース(都筑区版) 2006/12/21

〈寄稿〉 「銀紙はプラごみ!?」

早朝啓発の現場を調査

 

横浜市会議員 森 裕之

 

 

未だ分別に迷い有り?

幅広い年代へ啓発を

 皆様は「早朝啓発」をご存知でしょうか。燃えるごみの回収日に合わせ、分別が不十分な集積場所を市職員が巡回し、分別の説明を行うという、いわば各集積場所における個別説明会のようなものです。11月27日、「ゴミの森」は資源循環局都筑事務所の協力のもと、この「早朝啓発」の現場を訪ねました。当日訪れた現場は、住宅と工場が混在する地域。家庭から出されたごみのほか、工場の職場等から出されたようなごみも混ざり、それらのほとんどが分別されていませんでした。冷たい雨に打たれたごみ袋に次々とシールが貼られ、取り残されました。

 ごみ出しに来られた高齢者の方々からは「古紙の分別が分かりにくい」、「使用済みのティッシュペーパーは古紙回収に出すのでしょう?」、「銀紙はプラではないの!?」など、いまだ分別に戸惑う声も聞かれました。

 これまでG30の啓発の眼は、どちらかといえば若年層を向いていたように思います。新たに開発された大規模マンション等に引っ越して来られた方々を対象とした住民説明会や単身世帯の若年層を対象とした分別指導など、増え続ける「新住民」の方々の分別協力が課題とされてきました。では、それ以外の年代は安泰なのかといえば、そう単純な状況ではありません。

 若者人口が多いと言われる都筑区においても確実に高齢化が進んでいます。G30はなぜやらなければならないのか、分別品目についての誤解や思い込みはないか。啓発の対象も今一度見直す時がきているのかもしれません。

 

ごみ違反者には罰則も?

 「最近、分別されていないごみが増えている。先日も取り残されたごみをご近所同士で協力して30分かけて分別した」という声が、地域の方々から寄せられています。横浜市は平成18年度から22年度までの中期計画原案において、ごみ減量の22年度目標値を30%から35%に上げています。目標値をより高く掲げる市の姿勢は理解できますが、机上のデータからは見えない「現場の実情」が浮き彫りになってきています。同計画の中では罰則導入の検討もありますが、誰が膨大なごみをチェックし、どのような罰則を科すのかなど課題も山積みです。今後、G30をどのようにすすめるべきなのか。ぜひ一度、皆様の意見を聞かせてください。

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